「2017東海村文化祭」公募写真展(2017/11/3〜11/5)

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東海村文化祭「公募写真展」公開審査(2017/10/15) 於:東海文化センター










































































2017東海村文化祭 写真部門公募作品 審査講評  詳細(PDF版)はこちら



                                       茨城県美術展覧会会員
                                               水谷 勉


     


村長賞    『氷点下17度の調教』 薄井 實 :
 画面いっぱいのエネルギーに圧倒されます。写真は強さです。それが私の持論です。記録性とか、時代性とか、とかく内容性を問われますが、それらは後からついてきます。それより大事なことは、被写体と正面から対峙してしっかりと見つめ、自分は「ここが撮りたかったのだ」という強い意志・信念を貫くことです。 作者自身の思いを貫きとおした意志の強さに惹かれました。

村議会議長賞    『高原の星空』 大森 稔 :
 高原の夜景と目では見えない星の軌跡、神秘的な宇宙の世界が見事に写し出されています。天文台が脇役として作品のクオリティ性を高めています。今ではカメラ機能の進化により星空写真が撮れるようになりましたが、なによりも作者の美意識と少年のような好奇心、そして、緻密な計算と行動力が作り上げた傑作といえるのではないでしょうか。幼き頃に見た夢の世界が現実のものとなりました。

教育長賞    『糧』 星 豊 :
 私たちが住んでいる空間からさほど遠くない所で繰り広げている自然界の営みが、強く・逞しく、一瞬の美の中に捉えられています。組写真は、写真の連続性だけに頼ると展開が単調になりがちですが、鳥の種類、シチュエーション、光等への繊細なバランス感覚の導入で、3枚の相乗効果が増して作品に厚みが生まれました。


35周年記念特別賞    『飛翔』 渡邉 道男 :
 被写体の発見。「見る」どうするのかまだ見えてこない。「観察」する。深い観察。やがてぼんやりとその輪郭が見えてきた。そして、「考える」いくつかの思いが交錯する。やはり光だ。心の葛藤に終止符を打つ。シャッターが心地よい音を発した。


奨励賞1    『負の遺産』 田中 克朋 :
 美しい作品です。物語性があります。写真は被写体至上主義の世界です。いかにいい被写体にたどり着けるかの世界です。日頃からその眼力を養う努力が求められます。現場で展開された「心の一瞬」に素早く反応することが出来ました。 中央に配した人物から物語が始まります。

奨励賞2    『一瞬の晴れ間』 古川 千枝子 :
 風景写真はある意味、饒舌すぎる作品はよくないと思います。つまり多くを語り過ぎる要素は画面から省くということです。この辺がとても難しいところですが、抑制することで美が生まれことは事実です。静かな気持ちで鑑賞できる雄大なスケール感を持った作品に仕上がりました。

奨励賞3    『森林のコーラス』 黒澤 芳枝 :
 日本的な木立が柔らかな光のなかで静かな佇まいを見せています。モノクロームの色の引きと徴妙なる墨の濃淡が、この場の情感をしっかりとサポートしています。レンズの画角や焼き込みによる誇張がないところに、作者の自然界に対する思いやりと写真的美意識が読みとれます。

奨励賞4    『棚田と暮らす』 萩野谷 泰伸 :
 ためらいのないブラックへの挑戦。たしかに一種のダイナミズムは生まれた。しかし、これでいいのかとつぶやく作者の心の葛藤が聞こえてくる。大丈夫、この冒険的試みこそが、明日への『可能性』に繋がるのです。上部の光る田園のデテールが欲しかった。

奨励賞5    『地吹雪』 細谷 忠義 :
 雪原を行く一人のスキーヤーに迫りくる地吹雪への危惧観。組み3枚の関連と調和が伺えます。より効果を上げるとするならば、スキーヤーを引き寄せその存在感を出せば、より映像効果による危機感が出たのではないだろうか。しかし、なによりも作者の眼差しである。柔らかなふくらみからソフトな雪原物語が誕生しました。


佳作1    『おもてなし』 河野 弘 :
 スナップ写真は寄りが甘いと人の本質に触れることはできません。だから心を奮い立たせて被写体に迫ります。ベテラン写真家の心意気です。自分のこころの内部世界に分けいった眼差しの強さを感じる1枚です。

佳作2    『光のページェント』 須藤 松江 :
 写真は、発見した対象をどう表現するのかという想像力、さらに技術力の上に成り立っています。カラー写真の極意のひとつに色の抑制があります。光り輝く何種類もの色をいかに抑え込むか、美しく表現するばかりが表現ではない。抑制への挑戦に揺れ動く作者の心情に意識の強さを感じました。

佳作3    『妖精に誘われて』 成田 富夫 :
 写真は、作ろうという気持ちを持つと写りません。難しく考え過ぎても逃げていきます。ただ、しっかりと対象と向き合ってシャッターを切るだけでいいです。被写体は必ずやこの作品のように思いを満たしてくれるでしょう。

佳作4    『お稽古帰り』 川口 克雄 :
 主役の芸子さんを引き立てるためには、脇役ともいえる背景がとても大事になります。メインの二人だけに捉われず背景との関連性などを考えた作画にベテランらしいカメラワークが伝わってきます。背景描写によるテーマの掘り下げから作品に厚みが増しました。

佳作5    『夢・希望・未来』 茂又 逑史 :
 桜をテーマとした作品に同種の表現が多いことからやや新鮮味に欠けるが、対象人物、水面に浮かぶ花びらの扱い、レンズの画角、露出の調整など、豊かな表現へと昇華させようとする写真的意識が見えてきます。春爛漫の情景が水面に揺らぎます。苦心の作に拍手を送ります。


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『Tokai-mura Cultural Festibal 2017』brochure(English version)is here





東海村文化祭「公募写真展」(2017/11/3〜11/5) 於:東海村総合体育館




















東海村文化祭公募写真展表彰式(2017/11/5) 於:東海村総合体育館




















特別企画『菰野町&東海村 文化交流写真展』(2017/11/3〜11/5)
                                於:東海村総合体育館


『菰野町&東海村 文化交流写真展』について




『災害時における相互応援協定』について






『東海村交流写真作品一覧』




















『菰野町芸術文化協会 芸文祭2017』(2017/11/4〜11/5)
                                於:菰野町体育センター



『芸文祭2017で東海村の写真に寄せられたメッセージ』




















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